日産自動車 株式投資の記録です。自動車関連銘柄は配当利回りがよく、ずっと気になっていました。今年、本田技研工業の株を買ったのをきっかけに、他の会社も・・・と思い、日産を購入しました。
買付余力に余裕があったら、同じ自動車関連銘柄でも、トヨタやスバルを買ったと思います。しかし、本田を買ったばかりで買付余力がなく、少ない資金で買えて配当利回りもよい日産を選択しました。
長期保有するつもりでしたから、中間配当の権利を1回獲得しただけで、売却する事になるとは思っていませんでした。売却時の損益と売りたくなった理由などを公開します。
日産自動車株売却 税引前の損益・利益率
証券会社へ支払う売買手数料を差し引いた、税引前の売却損益です。
- 362 → 0.3%
- 1202 → 0.9%
- 116 → 0.1%
- 290 → 0.2%
- 4,158 → 3.4%
銘柄別投資成績 合計金額(税引前)
合計:6,128円
配当狙いで購入し、保有期間も短かったので、売却益が少なかろうが、プラスになれば御の字です。とりあえず、中間配当の権利はとれたのでヨシとします。
結果論ですが、保有期間がこれほど短期になるのなら、9/26の配当・権利確定日の株価で売却した方が、配当を貰うより、トータルでお得でした。
この銘柄への投資で学んだ事・感想・反省など
日産は、10万ちょっとで購入できて、予想配当利回り(通年)が、購入時の株価で4%超え。
株式投資は、株価下落により損失が出る事もあるので、配当利回りがよいからといって、それを銀行の預金利息と比べるのは、好きではありませんが、「半期で2%ってオイシイかも!?」と思いました。
しかし購入後に、配当利回りに気を取られて目を通していなかった、バッテリー事業売却のニュースを見て、指値で買えたという喜びが少し減りました。やめといた方がよかったかな?と、ちょっとショックでした。
日産が保有中のオートモーティブエナジーサプライ(AESC、神奈川県座間市)の株式51%を中国の投資ファンドに売却する
日産自、バッテリー事業を中国投資ファンドに譲渡:日本経済新聞より引用
日産 売却を決めた理由
まぁ、でも配当いいし・・・と気を取り直し、長期保有する予定だったのですが、無資格検査のニュースが出ました。
このニュースにより、株価下落。しかし、配当利回りがよい事から、新規で買いたい人や、買い増しした人がいたようで、思っていたほど株価は下がりませんでした。
よかった・・・とホッとしていた所、今度は、神戸製鋼のデータ改ざん問題が発覚。(三菱、日産、本田、トヨタ他、自動車メーカー及び航空機メーカーに部材を納入)
日産内部の問題(不適切検査)で、リコールとなった場合は、その費用は日産自らが払うでしょうし、神戸製鋼が原因でリコールとなった場合は、神戸製鋼に費用を請求するのでしょうから、別ですが。
私は「うわー。続けざまに2度も・・・」と、嫌な気持ちが増しました。
中間配当の権利日は、もうとっくに過ぎている。当初の目的であった、配当の権利は取得済。一応、目的は達成されたのだから、こだわる必要もないのでは?と悩む。
日経平均が21,000円に迫る勢いであることの他に、様々な要因で、売却時より株価が上がる可能性も考えましたが、私は全株売却する事にしました。
売ろうと思った最終的な理由は、神戸製鋼のデータ改ざん問題でしたが、その前に、ザイ・オンラインで「日産の配当利回りがよい理由」という記事を読み、憂鬱になっていたのも一因かもしれません。
そうならないことを祈るばかりですが、食い尽くされるのを前提として考えた場合、食い尽くされるまでは、高配当が続くと言えるのかもね。
まぁ、今回売ったのは、以上のような経緯です。しかし、再度、買わないとは言い切れず。どうなるかは、今後の株価次第。
株式投資は、自己責任です
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