ここのところ、ブログは放置し、Twitterでの情報収集を楽しんでいました。
最初は、見る&リツイートだけでしたが、つぶやくようになったら、文字制限(140字だっけ?)がきつくて。連投になっちゃう。
ソフトバンクGの事よく知らないので、おさらいを兼ねて、長文書けるブログにまとめ
WEWORK
オフィスのサブリース(転貸)事業
高密度シェアオフィス(従来型オフィスより多くのユーザーを、同じ広さのスペースに詰め込むタイプ)
9月中のIPOは、赤字経営etc.で上場延期 →撤回
WEWOEK IPO評価額は、470億ドルと言われていたが200億ドルへ大幅に引き下げられた。最悪の場合、150~180憶ドルまで下がる可能性
先行投資により18年12月期の最終赤字額は16億1千万ドル(約1,700億円)
2019年6月末時点での従業員は、1万2,500人以上→従業員の3分の1削減を検討中
上場による資金調達
- IPOで30億ドル
- 銀行団から60億ドルの融資
合計90憶ドルを調達する予定だったらしいです。但し、IPO成功が条件なので、上場が実現しない限り難しい
年内のIPOを目指しているよう → 撤回
その他
アダムニューマン氏 9/24付けでCEO辞任、非常勤の会長となる
アダムニューマン氏の後任には、同社の元最高財務責任者(CFO)であるArtie Minson氏と元副会長のSebastian Gunningham氏のふたり
6,000万ドル(約65憶円)のプライベートジェット、買収した企業の資産売却
参考にしたサイトとか、気になった所の抜粋
海外の不動産事情など、私にはわかりません。だって、日本国内の事ですらよく知らないんだもの。だから、WEWORKが、海外でどう思われてるのかを抜粋。
複数の不動産アナリストが「WeWorkは市場規模を過剰に見積もっている」と指摘。
世界的に知られる不動産投資家のサム・ゼルが米CNBCに出演。WeWorkやコワーキングに手を出す不動産会社を痛烈に批判した。
ゼル氏は、経済ニュース番組「スクワーク・ボックス」で、サブリース(オーナーから一括借り上げして入居者に転貸する仕組み)に手を出したいくつもの企業が失敗するのを見てきたと話し、「そうした企業とWeWorkの何が違うのか」と指摘した。
IPO目前のWeWorkが炎上中。ソフトバンクが「470億ドル」と値踏みした成長企業の“知られざる実態” | BUSINESS INSIDER JAPAN(2019.09.24)より
日本の企業、および孫さんが、どのように思われてるのか。
「WeWorkは単なる不動産ビジネスであり、テック企業ではない」「従って、テック企業並みの高い企業評価額をつけるのは正しくない」(中略)
孫さんは、ある程度成功したベンチャーに巨額投資をする。そのときに高い評価額を提示し、「この投資を受けないなら、あなたのライバル会社に投資するぞ、それでもいいのか」と迫ると言われている(出展:Pivotポッドキャスト)。
評価額を吊り上げるので、周囲のシリコンバレーのベンチャーキャピタルからは反感を持たれている
ルール違反ではないので文句も言えなかったのだが、最近は堰を切ったようにソフトバンク批判があちこちで噴出し、シリコンバレーは「シャーデンフロイデ」(他人の不幸は蜜の味)状態だ(出典:Axiom)。
ニューヨーク大学のギャロウェイ教授からは、「その昔、日本マネーがやたら高価格でロックフェラーセンターやゴルフ場を買い漁ったら、すぐに不動産が暴落した。また日本マネーがやってきて同じことをしている」という発言まで飛び出した。
WeWorkの「魔法は解けた」。CEO辞任でも復活しない収益構造と落ちたソフトバンクの評判(2019.09.26)より
WEWORK 従業員の待遇・社内の雰囲気ほか
同社の複数の従業員によると、入社時に約束されたボーナスや昇給が「原資がない」ことを理由に履行されないにもかかわらず、ジェット機やパーティーには大金を突っ込む会社に、強い苛立ちを感じていたという。
WeWork、前CEOの「65億円」豪華プライベートジェットを売却へ。スティーブ・ジョブズも乗った名機 | BUSINESS INSIDER JAPANより
- 全社員参加のキャンプでセックス、麻薬三昧…WeWork社内の実態明かす「衝撃の新証言」【前編】 | BUSINESS INSIDER JAPAN(Oct. 01, 2019)
- 性差別、人種差別、サウジ王族との密会…まだまだ出てくるWeWork従業員「衝撃の新証言」【後編】 | BUSINESS INSIDER JAPAN(Oct. 07, 2019)
本当かどうかわからないけれど、ちょっと引く。
辞任した創業者。ぶっとんでいて、今まで許してた孫さんって凄いなと思った。
アダム氏、朝食シリアルの箱1個ぶんの大麻を機内に持ち込んでいるのが見つかってプライベートジェットオーナーの逆鱗に触れ、帰り便で搭乗拒否された
WEWORKへの出資額が多い事に懸念を抱いたサウジが、更なる追加投資にクギをさした。
160億ドル追加投資→サウジアラビアにFuture Fundから投資を引き上げると言われ思いとどまった
WeWork暴露記事で孫さんピンチ。アダムCEOを更迭か | ギズモード・ジャパン(2019.09.24)より
にも関わらず、当初ほどではないにせよ追加出資して、結局累計100億ドルも投じてしまったそう。
合意済みの15億ドルを含めると、ソフトバンクと傘下投資ファンドのビジョン・ファンドはウィーワークに100億ドル超を投じており、最大の出資者。
ソフトバンク、ウィーワーク追加出資額引き上げを検討=FT - ロイター(2019.09.26)
そして、事の発端となったWEWORKのIPO資料に関する記事
ウィーワーク、ずさんなIPO資料に投資家興ざめ - WSJ(2019.10.8)
WEWORK 日本法人
マーケティングと不動産取得費用でコストがかかっているものの、拠点ごとの利益は確保できているところも多い
経営上の判断で拡大路線へ行くかもしれないため何とも言えないが、クオリティコントロールをしていけば、収益性の部分では問題なく黒字運営できると考えている
IPO延期、CEO退任で荒れるWeWork。日本法人社員を直撃してみた(2019/10/8)
感想
シェアオフィスは、やろうと思えばすぐ真似できそうだし、競合が多そう。
100億ドル超えという巨額を、つぎ込む必要があったのかどうかは疑問。転貸だと、売上げに関わらず、賃料は払わなくちゃならないし、「高密度」が活かされてない感じなので、このままだと難しいのではないかと思う。(私の個人的な感想ですし、お気になさらずに~)
ただ、海外のWEWORKは、読めば読むほど、ぶっとんだ内容でしたが、創業者辞任でマシになるでしょうし、日本は大丈夫そうなので、それは安心した。
日本は大丈夫そうと思ったのに、その後、tweetでこんな記事も読んだ(笑)↓
weのネガティブ記事。大企業の休憩所というのは的を射た表現かもしれない。名ばかりの働き方改革が大企業で進んでいるってこと。一方有効活用した例も紹介されてます。
— pav@赤カブ (@pav_kabu) October 13, 2019
実態は大企業の休憩所?“WeWorkの魔法”を日本ユーザーたちに聞く https://t.co/phi8XgZ7pq
新しもの好き、ブランド好きな人には、受け入れられると思うんだ。だけど、いつまでも「新しい」わけではないしね。人間飽きるから。自分が期待した事ができない&費用対効果で高いと感じたら、少しずつ顧客も離れるよね。
カフェ併設で飲食で儲けていくのかなぁとか、いっそシェアオフィス内にUberEats用のレンタルキッチンでも作ればいいのにとか。いろいろ想像するも、どうなるかわからない。
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